東京自由が丘でパーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。

お客様から時々、「ウェイト(重り)を上げていかないと、カラダは細くなりませんか?」というご質問を頂きます。

果たして、ウェイトを上げれなければ、カラダは細く引き締まったカラダにならないのでしょうか?筋力トレーニング 女性私の答えは、NOです。

筋肉をつける為には、ウェイト(重り)をたくさん上げていかないといけませんが、カラダを細く引き締めていくためには、ウェイトを上げていく事が必ずしも正解ではありません。

むしろ、筋肉を発達させ太くしてしまう事もあります。

この辺りを気を付けてトレーニングしていくには、パーソナルトレーナーをつけるか、フィットネスクラブでトレーナーにアドバイスを頂くか、雑誌などで情報を得てからトレーニングをして頂くと、近道になります。なぜ、私の回答がNOなのか、どうしたらトレーニングで細く引き締まったカラダになれるのか?についてを以下にご紹介させて頂きます。

カラダのラインを細く引き締める為には、骨格ラインを整えるところから。

パーソナルトレーニング カラダのラインを細く、引き締まったカラダにするには、まずは骨格ラインから整える必要があります。

① 骨格ラインを整えて、キレイなカラダの使い方を覚える。

② 筋ボリュームをつけて、ボディラインにメリハリをつける。

 この順番が、細くきれいなカラダにする方法です。ウェイトを上げるのは、後からになります。

 インナーマッスルとアウターマッスルという言葉を聞いたことがあると思います。

 骨格ラインに歪みがある、または、関節や骨の動きがインナーマッスルで制御できていない状態でトレーニングをしていると、その代償としてアウターマッスルが余分に働く事になります。この状態で重りを上げていくと、例えば、 お腹 ・ 太もも ・ 腕 などのいわゆる四肢(体幹と頭部を除いた部分)のアウターマッスルの筋肉が頑張る事となり、結果的に四肢は筋肉がついて太くなっていきます。

 重りは上がりパワーも出ますが、カラダは思うように細くなりません。太ももが太くなった、くびれができない、腕がムキムキしてきた、などというのがこういったケースに多いです。

でも、骨格ラインを整える事(インナーマッスルを使ってボディラインをきれいに保てる・動かせる状態)で、お腹・骨盤お尻周り・背中などの体幹部のインナーマッスルを使って、カラダをきれいに効率的に動かせるようになります。そうすると、アウターマッスルの余分な筋肉の発達を防ぎながら、カラダの中心は引き締まり、四肢(手足)は細く引き締まった状態になっていきます。

 ウェイトを上げる事で、筋肉は発達しますので、筋量が増え代謝は上がります。しかし、ほっそり引き締まったカラダを作るには、まずはカラダの土台を整えてから、ウェイトトレーニングに発展させていく事が必要になります。

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補足: 体重を落とすのは食事。カラダのボディラインを作るのがトレーニング。

 最後にこれは言葉の使い方ですが、体重を落とすには主に「食事」で、カラダのボディラインを作るのが主に「トレーニング」の役割となります。今回私がお話しさせて頂いたのは、トレーニングの観点からになりますので、体重・体脂肪を落として細くするなどの観点は省いておりますので、ご了承下さい。

 食事のコントロールで体重・体脂肪を落とし、骨格ラインから整えるトレーニングでボディラインを引き締めていくと、一番効果的に、細くて引き締まったカラダになる事ができます。

ダイエットから始まるカラダの健康習慣。
パフォーマンスアップダイエット/パーソナルトレーニング
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