東京自由が丘でパーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。

パーソナルトレーニングで一番多いご要望は、ダイエットです。

そして、脂肪を落としたい、筋肉をつけたい、という要望がほぼ100%です。

でも、人によって脂肪を落としたい部位は違います。

お腹、背中、わき腹、おしり、太ももの外側・・・など。

実は脂肪には、つきやすい場所、つきにくい場所があり、それが人によって脂肪がつきやすい場所が異なっている理由の一つです。

30代女性 トレーニング

脂肪が付きやすいところは、主に2つ

① 筋肉が少ない所

② 動きの硬い所

では、なぜ筋肉が少ない所、動きの硬い所は脂肪がつきやすいのでしょうか?

血管が近くにあるほど、脂肪は燃えやすい

つまり、「血管が近くに通っていないと、脂肪が燃えにくい」という事になります。

普段動かしていない所、筋肉の少ない所、冷えている所です。

例えば背中。姿勢が悪くなると筋肉の伸張縮が行われず、血流が悪くなります。血流が滞り、栄養が運ばれない=そこの脂肪が燃えない という仕組みで、脂肪が残ってしまいます。

例えばお尻。うまくお尻を使えていない人は多いですが、筋肉が少ないと血液が集まりにくく、栄養が運ばれない=そこの脂肪が燃えない という仕組みす。

例えば二の腕。冷えている方も多い部位ですが、冷えている=血液が届いていない という事になりますので、栄養が運ばれない=そこの脂肪が燃えない という事になります。

まとめると、うまく使えていない所は、その周囲に血管が発達せず血液が届かないから脂肪が燃えないのです。

 

わき腹・二の腕に脂肪がつきやすい女性の例

二の腕 画像私のパーソナルトレーニングのお客様で、わき腹と二の腕に脂肪がつきやすい女性がいました。

カラダを分析していくと、二の腕の付け根の筋肉が硬く、可動性がない。

胸郭周囲(肋骨周囲)も硬く、動いていない。

という事が分かりました。

硬い所 ⇒ 普段動いていない所 ⇒ 血管の発達が乏しく、血流が近くにない ⇒ 脂肪が燃えにくい 

という事を考えれば、筋トレだけでは効果が少ないです。この部位の可動性を出しつつ、筋トレをしていく方がはるかに効果がでるでしょう。

血流を回復させる事、これが、つきやすい部位の脂肪を燃やす時に考える事です。

あなたは、とこの脂肪がつきやすいですか?

 

動かさない所は脂肪がつきやすい。

悪い姿勢先ほどの話とは少し変わり、全体的に考えたときに、カラダが脂肪をつける時にどこにつけるのか?というお話です。

カラダにとって脂肪は必要なものです。効率的にエネルギーを生み出せるので、万が一に備えてカラダに蓄えておくものです。しかし、普段から良く動かすところに脂肪を沢山つけてしまったら、邪魔になってしまいます。

なので基本、お腹や腰回りにつけるのです。内蔵器を守る為にお腹周りに脂肪をつける、という所もありますが、動かさない部分だから、脂肪をつけておいてもさほど影響がないとカラダは判断しているのです。

これが、腕や足に優先的に脂肪をつけてしまったら、ヒトは動きにくくて仕方がありませんよね。

そのように、なのでもし、お腹腰回りばっかりつくとしたら、そこの動きが悪かったり筋肉が無いからでしょう。もしくは内蔵器に何か問題があり守っている可能性もあります。

 

動かしていない、動いていない部位は、積極的に動かして血流を回復させましょう!そして脂肪を燃やしましょう。