お尻を引き締めてヒップアップする方法
女性のボディメイクで多いニーズの一つ「ヒップアップ」の効果的な方法をご紹介します。
欧米人のような引きあがったお尻になる為には、どうしたらいいのでしょうか?
ここでは、「引き締まっている+引きあがっているお尻」を美尻の条件として説明させて頂きます。
ヒップアップされたお尻になる為の3ポイントがあります。
① 股関節周りのインナーマッスルを活性化して、骨格ラインを整える
② コアインナーマッスルを活性化させて、骨盤の傾きを整える。
③ お尻のアウターマッスル(表層筋)にボリュームをつけて、メリハリを作る
① 股関節周りのインナーマッスルを活性化して、骨格ラインを整える
「関節の中心化」とも呼ばれますが、股関節を正しい位置にホールドする状態を作る事で、お尻や股関節周りの筋肉が適切に働きます。ここで重要なのが、インナーマッスルで中心化(ホールド)する事です。アウターマッスルが優位に働くと、腿回りに過剰な力が入り、太ももが太くなったり、お尻が使えずに、引き締まらない状態が発生します。
インナーマッスル(外旋六筋など)から正しくコントロールしていく事で、お尻の使われ方が格段に変わります。結果、お尻が引き締まりやすくなります。逆に、アウターマッスルに頼ってしまうと、太もも前側や太ももの外側に力が逃げてしまい、お尻は引き締まりません。
② コアインナーマッスルを活性化させて、骨盤の傾きを整える。
股関節のインナーマッスルと同じくらい重要なのが、コア(体幹)インナーマッスルの機能。正確には、コアがしっかり入る事で、骨盤の動きが制御され、股関節インナーマッスルが理想的な状態で機能します。
腹横筋、多裂筋、骨盤底筋群というコアインナーマッスルを正しく機能させる事で、骨盤の傾きや安定性が高まり、お尻の筋肉が機能的に使われる状態が作り出されます。
③ お尻のアウターマッスル(表層筋)にボリュームをつけて、メリハリを作る
関節の中心化までできたら、キュッとなったお尻にするために、アウターマッスルのボリュームをつける事でメリハリをつけていきます。大殿筋や中殿筋といったお尻のアウターマッスルを鍛える事で、垂れ下がっていたお尻も引き上げていきます。
この3つに加えて、食事のコントロール(筋肉をつける食事、体脂肪量を減らす食事)を加えると、より一層効果を感じて頂けます。
お尻一つにとっても、骨盤の傾き、締まり、股関節の中心化、コアインナーマッスル、中殿筋、大殿筋、腸腰筋など、評価・トレーニングすべき点は多々あります。