東京自由が丘のプライベートジムで、ダイエット・パーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。
本日、夕方に2時間休憩の時間が取れましたので、遅めのお昼ご飯を食べた後、意図的に『30分の昼寝』をしました。
・後半の22時までのセッションの集中力を上げるため。
・しっかり食べたものを消化するため。
です。可能な方は、昼寝をする習慣をつけて、午後のお仕事や家事の質を高めると良いと個人的には思います。
ヨーロッパの方では、昼寝を推奨する国もあったと思います。毎日昼寝していいよなんて、考えただけで幸せな気分になりませんか?
話が脱線しました。
ところで、よく、食べてからすぐ寝ると太る、と言われますがみなさんはどう思いますか?
私の答えは、『太る場合と太らない場合がある』です。
どうして、食べてからすぐ寝ると太る場合と太らない場合があるの?
睡眠中は、副交感神経が優位になり内臓器系の働きが高まります。胃や小腸などを中心に、食べたものを消化し、吸収し、身体の各組織に必要な栄養・エネルギーを届けます。壊れた組織があれば、修復します。
栄養やエネルギーは、必要な分は使われますが、必要ない分は排出されるか、主に中性脂肪として溜め込みます。
つまり、必要以上に栄養(エネルギー)を取った場合に太る、という事になります。
食べてからすぐ寝ても、必要以上に食べていなければ太らない、という事になります。
どのくらい食べたら太るのか?
これは人それぞれなので、なかなか数値的な量を提示するのは困難ですが、一つ基準として頂くものがあります。
『糖質の上限値』
です。
身体が必要としている以上に糖質を摂りすぎた場合、余剰分は中性脂肪となってカラダに蓄えられます。この、余剰分にもならず、不足もしない状態が、「糖質の上限値」となります。
ダイエットで体重のコントロールする場合も、私の場合はおおよそこの「糖質の上限値」を基準にしています。
目安としましては、食べた後に昼寝をする生活を1週間~2週間続けて体重が増えた場合は、昼寝前の糖質が多かった可能性があります。
その場合は、少し減らして1週間ずつの体重の変化を見る、という形で調整します。
1日や2日では判断が難しいので、その他の基本的な生活環境が変わらないのを前提に、1~2週間単位で見る必要があります。
昼寝を推奨する理由。
お濠ご飯を食べた後、すごく眠くなる方は、午後のお仕事や活動の質を高める為に、可能であれば、意図的にお昼寝を15~30分する事をおススメします。
昼寝をすると良い理由
・昼寝をすると、脳内情報が整理されて、集中力が上がります。
➡ 午後の仕事、家事、勉強などの質がぐっと上がります。
・内臓・消化器系の働きが促進され、食べたものをしっかり吸収・分解してくれる。
➡ 動物は、食べた後は必ずじっとして動かないですよね。あれ、まさに内臓器の働きを高めているんです。
但し、お昼寝してみよう!と思った方でダイエットされている方は、特に糖質の量に気を付けながら、食事メニューを工夫して下さいね。
質の良い昼寝が、午後の活動をアクティブにしてくれたら、活動エネルギーも高まって結果、ダイエットがより効率的に成功するかもしれませんね。
うまく昼寝を活用して、ダイエット、仕事、家事など、生活の質を高めて下さい。
幸せそうな寝顔。笑