東京自由が丘のプライベートジムで、ダイエット・パーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。
私がパーソナルトレーニング指導をさせて頂く際、必ず最初に行う事が、カラダの評価です。
実際には、S・O・A・P(ソープ)という専門的な評価システムを用いて、お客様の現状を確認した上で、それを基に、目標への道のりを考えていきます。
今回はS・O・A・Pの概要をご紹介させて頂きます。
S・O・A・Pとは?
Subjective Data(主観的情報)
Objective Data(客観的情報)
Assesment(評価)
Plan of Action(アクションプランの提示)
この4つの頭文字をとったものが、S・O・A・Pです。
この手法を用いる事で、
お客様の自身が考えられている事を、
客観的な情報を取得しながら、
カラダの状態を評価し、
これらの情報を基に、目標への効果的、効率的な方法を提案させて頂いています。
なぜ、カラダの評価から始まるのか?
世の中には、たくさんのトレーニングテクニック、ダイエットテクニック、メソッドといわれるものがあります。
そのテクニックがお客様のカラダにマッチしていれば効果が出ます。しかし、マッチしていない場合は、効果がでません。
私の考えでは、
テクニックをカラダに処方する ⇒ ×
カラダにテクニックを合せる ⇒ ○
なのです。残念ながら、世の中に誰しものカラダがA=Bとなるような、万能なテクニックは今のところありません。
個々のカラダの特徴、状態に合わせなければ、効果はなかなかでません。
・なぜ、肩が凝るのか。
・なぜ、太ももが太くなるのか。
・なぜ、姿勢が崩れてしまうのか。
・なぜ、痩せないのか。
お客様のニーズの原因を分析していくのです。
トレーニングメニューを処方するという事。
「病院で診察せずに薬をもらう人はいないのに、トレーニングに関しては動きの適切な評価なしにトレーニングを始める人がとても多い。」
アメリカのある有名な運動指導者は、このような言葉を残しています。
・効果的にカラダを変える為に
・怪我のリスクを避ける為に
・カラダの課題を見つける為に
現状を評価し、トレーニングメニューを処方する事が、大切であると考えています。
日本のフィットネス業界でも、カラダの評価システムと意義が広まってきています。今後、皆様が病院でお医者様が診察をしてもらうように、トレーニングジムでカラダの評価を受けてからトレーニングをスタートする事が、あたり前になってくると思います。
次回は、S・O・A・Pの詳細をご紹介させて頂きます。