東京自由が丘のパーソナルトレーニングジムでパーソナルトレーナーをしています、江川陽介です。

ダイエット目的でカウンセリングにお越しになられる方の多くが 「食べる = 太る」 という大きな勘違いをしていらっしゃいます。

この誤解を解いて頂かない限りは、体重が停滞したり、ダイエットが成功したとしてもまたリバウンドしたりしてしまいます。

正しくは、

太るものを食べると、太る。

太らないものを食べれば、太らない。

という事を、少しづつ理解して頂く必要があります。

 

炭水化物は、太るのか?

早速回答ですが、炭水化物には、太る炭水化物 と 太らない炭水化物があります。

そして、太る炭水化物は、一定量を超えると太ります。一定量を超えなければ、太りません。

一定量とは、カラダが必要としている量です。つまり、太る炭水化物の摂取により、必要以上に血糖値が上がり、カラダに貯蔵する事ができなくなったところから、中性脂肪という形に変えていきます。

体内に入った糖は、筋肉や肝臓にグリコーゲンというものなって貯蔵されます。人間の脳は、1時間に5gのグリコーゲンを使うとされています。

1日、5g×24h = 120g のグリコーゲンは、1日で脳で使用されます。という事は、この分を1日で食べたとしても、中性脂肪にはならないという理論が成り立ちます。

逆に、これくらい食べないと体内の栄養状態は飽和しない為、筋肉の合成はされにくい環境となってしまい、筋肉をつけたいのにつかない、体重は落ちるけど、筋肉は付かないという結果になってしまいます。

朝、昼、晩、お茶碗1杯くらいのご飯は食べても、通常は太らないという事になります。

たんぱく質、脂質は太らない?

一般的には、脂質は太る。というイメージが強いかもしれません。

しかし、タンパク質と脂質は、吸収できる量が決まっている為、太らないという説があります。

ちょっと考えてみましょう。

例えば、糖質制限ダイエットの走りとして、「おやじダイエット部の軌跡」という本が話題になりました。

炭水化物を決められたルールでカットすれば、肉や魚などのおかず類はいくらでも食べてもOK! というようなルールだったと思いますが、この方法でみんな数か月で大幅に痩せました!というのがシナリオです。

何故、炭水化物さえカットすれば、おかず類はいくら食べても痩せていったのでしょうか?

一般的な考えですと、脂質はカロリーが高いから食べ過ぎたら太りますよね? でも、彼らは痩せて行ったのです。

この結果からすると、ここで、タンパク質と脂質はいくら食べても太らない という仮説が成り立ちます。

これで、「食べる = 太る」 という情報が勘違いである事に、気づいていただけるかと思います。

 

太るものを食べると太る。

太らないものを食べると太らないのです。

 

ただ食べる量を減らして痩せようとするのは、もう終わりにしませんか?

食べながら痩せる、ダイエットのルールを学んでみるのはいかがでしょうか。

 

ダイエットから始まるカラダの健康習慣。
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