東京自由が丘でパーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。
年が明けて2日目、お正月太りというキーワードを、少しづつ耳にするようになりました。
私の考えでは、何も考えずに日本のお正月らしいお正月を過ごしていると、必ず太ります。
キーワードは、3つ。
① お正月料理 ② お酒 ③ 運動不足
です。この3つが、普段よりも体重を増加させてしまう主な原因です。
お正月太りの主な原因① 食生活の乱れ
お正月に限らず、体重の増減は 食生活と生活活動量が主な原因です。お正月は特に、この2つが体重を太らせる方へ偏ります。
お正月の食生活の乱れは、先程のキーワード①お正月料理と②お酒です。
お正月料理が太りやすい理由は、
・おせち料理(砂糖の使用料が多く、血糖値が急上昇)
・お雑煮(お餅のGI値が高く、血糖値が急上昇)
代表的な太りやすいお正月料理はこの2つです。更に、友人や親せきとの集まりがあれば、お酒がついてくると思います。
お酒は、糖質の多いビールや日本酒もありますし、アルコール自体、解毒の際にビタミンやミネラルといた栄養素が使われますので、脂肪燃焼も効率が悪くなります。
その他にも、お寿司や、お土産のお菓子といった糖質の多いものを口にする機会も多いかと思います。
とにかくお正月に口にするものは、太りやすい糖質が多かったり、相対的に糖質量が多くなりやすいのが、お正月太りの一番の原因です。
お正月太りの原因② 生活活動量の減少
食生活の乱れに加え、さらに追い打ちをかけているのが、生活活動量の減少、つまり、運動不足です。
簡単に言うと、普段より動かなくなってしまうという事です。ここで、普段と比較してエネルギー消費のロスがうまれ、
普段より糖質を多く摂取するのに、普段よりエネルギーを使わない。
という体重増加のシナリオが成り立ってしまいます。これが、3日前後続くわけです。
そりぁ、体重が増加してもおかしくありません。
必然です。
でも、ここで一つ気付いて頂きたいのは、「何でお正月はこんなに太るのか?」という事を知っておくと、「ダイエットのヒントになる」という事です。
お正月太りの中に、ダイエットのヒントが隠されている。
お節料理がなぜ太るのか? お餅がなぜ太るのか? お酒がなぜ太るのか?
お砂糖が多いものや、GI値の高いもの、アルコール度の強いものや糖質を含むお酒、これらの量を減らしたり、コントロールすれば、痩せる可能性があるという事です。
※ダイエットの食事の具体的な考え方につきましては、コチラ をご覧ください。
それらを、実践してみると、良いでしょう。
次回は、お正月太りを解消する方法について、ご紹介致します。
※私も毎年お正月で1キロちょっと太ります。