自由が丘・田園調布で活動する、一生続く健康美人を作り出すパーソナルトレーナーの江川陽介です。

前回は、「糖質制限をしている人は、100%リバウンドしている」というパーソナルトレーニングのお客様のお話しから、糖質制限ダイエットのメリットとデメリットをご紹介させて頂きました。

今回は、「糖質制限ダイエットからみる、カロリーの矛盾」についてです。

 

カロリー計算はイコールにならない。

カロリーと野菜 ダイエット

一般的には、「摂取カロリーを消費カロリーよりも抑えれば、痩せる」というのが、ダイエットの常識です。なので、一生懸命摂取カロリーを計算したり、人によっては、1000カロリー以下に抑えたり・・・と頑張る方もいらっしゃるわけですね。

先に私の答えを言いますと、カロリー計算は絶対ではない、です。

カロリーを減らしたからと言って、体重が落ちる(脂肪が落ちる)とは限りません。

逆に言えば、食べるものによっては摂取カロリーが増えても、太る(脂肪がつく)とも限りません。

 

おかしな話でしょうか?

いくつか理由はあるのですが、糖質制限の事例を考えると、理解しやすいと思いますので、一緒に確認してみましょう。

 

糖質制限ダイエットからみる、カロリー計算の矛盾

糖質制限ダイエットの基本的なルールは、『炭水化物の摂取量さえ制限すれば、他のおかずはどれだけ食べても大丈夫』というダイエット法です。

つまり、カロリーを持っている3大栄養素で考えますと、

炭水化物さえ押さえれば、脂質とたんぱく質はいくら食べても大丈夫ですよ~

という事になります。

1gあたり、炭水化物は4カロリー、脂質は9カロリー、たんぱく質は4カロリー です。

極端な話、例えば、脂質とたんぱく質で5000カロリーとってもいいわけです。

そのカロリーを無視していいですよ~というわけです。

 

カロリー計算ダイエットのルールで考えれば、炭水化物を抑えても、脂質とたんぱく質でたくさんカロリーをたくさん摂ってしまえば、太りますよね?

それでも、実際に痩せていく方がいっぱいいらっしゃるわけです。糖質制限が流行り出した時も、今でも。

実際に、あなたも一度は糖質制限で痩せた経験があると思います。

 

これは、カロリー計算ダイエットのルールで言えば、矛盾していませんか?

理論と事実が矛盾している事になりませんか?

 

ここまでの説明で、カロリー計算は絶対ではない、という事をある程度ご理解頂けるのではないかと思います。

もっと言いますと、たんぱく質と脂質は必ずしも太る要因ではない、という事です。

カロリーを減らしているのに痩せられない、行き詰っている、という方は例えば、ごはんとたんぱく質類の摂取量を少しづつ増やして、1週間単位で体重が増えるか減るかなどの推移をみてみると良いと思います。(体重は複数の要素関係するので、1日単位では判断が難しい)

人によっては、栄養状態を改善して変化が出るまで1か月以上かかる方もいます。でも、体内の組織からうまれ変わっている過程です。

その代わりリバウンドなどはしません。

5大栄養素 ダイエット

前よりもカロリーを摂っても痩せるお客様がいる事実

私がパーソナルとレーニングでダイエットを指導させて頂いたお客様の中には、

「糖質制限をされていて、痩せたがリバウンドしてしまった人ので、食べても痩せれるボディメイクの仕方を学びたい。」

「他のトレーニングジムで糖質制限して痩せたが、すぐにリバウンドしてしまった。」

「糖質制限ではキレイに痩せられないので、体重よりも見た目をしっかり変えたい」

などという考え方で来て下さる方が多いです。

実際に、その後、炭水化物を摂りながらでも、前よりもカロリーを摂りながらでも、体型は変わっていっています。

こうした事実からしましても、カロリー計算の矛盾は、腑に落ちるのではないのでしょうか。

 

自由が丘・田園調布のパーソナルトレーナー

自由が丘・田園調布のパーソナルトレーニング

一生続く健康美人を作り出す

エターナルビューティートレーナー

HEARTBODY代表 江川 陽介

 

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