東京自由が丘でパーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。
ダイエットとは、減量する事、痩せる事 と思われている方が多いと思います。
しかし、語源をたどると、 ギリシャ語のdieta（生活様式、生き方）という説が有力とされています。
分かりやすく言い変えますと、本来の意味では、ダイエットとは生活習慣であり、ダイエットをするという事は生活習慣を見直す事と理解して頂くとよいと思います。
つまり、 体重を落とす事、痩せる事 だけがダイエットではない という事です。
そんなところから、本日は、 体重を増やす事もダイエットですよ という内容を皆様にお伝えさせて頂きます。
体重を増やす事もダイエット
誤解のないように最初にお伝えさせて頂きますと、体重を増やすとは、ただ太るという意味ではありません。
体重を増やす事で、見た目を変える、体型を引き締められる事もある という意味です。
一般的に、体重を減らしたい という方は多くても、体重を増やしたい という方は少ないです。
これは、体重が増えると、見た目が太るから、着たい服が切れなくなるから、などの理由で体重を減らしたいのだと思います。
つまり、体重を減らしたいのが本来の目的ではないと思います。
体重が減る事によって、その先の理想の体型や、やりたい事ができる事をイメージされているからのはずです。
そうすると、体重が減らなくても、見た目が理想の体型になっていればＯＫという事になりますよね。
体重が増えても、見た目が引き締まる時ってどんな時？
どのような場合に、体重が増えても見た目が引き締まるのかといいますと、筋肉量を増やしたケースです。
体重が１ｋｇ増えた ⇒ 何で１ｋｇ増えたの？ 脂肪かな？ 筋肉かな？ 水分かな？ お通じかな？ 食後だからかな？
このように、体重が増減する要因はいくつもあり、ここをみてあげないと、ただの数字のマジックに一喜一憂してしまいますし、成果に再現性がなくなります。
例えば、脂肪や水分ではなく、筋肉で増えていれば、体重が増えても、ボディラインにメリハリがつき、ヒップや背中が引き締まるケースがあります。
これには、筋肉をつける為の食事（主にたんぱく質や糖分）や、筋肉をつける為の筋力トレーニングをしていく必要があります。
他にも、体重が変わっていなくても、体脂肪が減り、筋肉量が少し増えていれば、見た目がしっかり変わっているケースも事も多いです。
また筋肉量の少ない方が、少し体重と筋肉量を増やして理想の体型に引き締めていく事も、ダイエット、という事になりますね。
体重に惑わされない事。
ここまでの話でお伝えしたい事は、体重に惑わされない という事です。
確かに、体重をみて喜んだりへこんだりするお気持ちはわかります。体重が大事な方もいらっしゃると思います。
しかし、本当に皆さんが手に入れたい事は、多くは、そこではないはずです！
体重という数字のからくりを、正しく理解して、上手に付き合っていきたいですね！
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