東京自由が丘で、健康と美容を考えた、一生役立つダイエットを専門にパーソナルトレーニング指導をしています、パーソナルトレーナーの江川陽介です。
体重という数字のマジックに、惑わされないために。
これが本日のテーマです。
これ、ものすごく大事です!
大事なのでもう一度繰り返しますね。
体重という数字のマジックに、惑わされないようになりましょう。
とにかく体重を減らす事がダイエットだ と思われている方には、必ず押さえておいて頂きたい内容です。
体重という数字のマジックに惑わされない為のポイントは2つあります。
ポイント① 体重を落とす事は本当の目的ではない!?
ポイント② 体重を構成する要素を知っておきましょう。
以前の記事で、 体重を減らす事だけではなく、体重を増やす事もダイエットです というお話をさせて頂きました。 記事はコチラ ⇒ 体重を増やす事も、ダイエットです。
今回はもう少し、体重の見方に関する理解が深まると思います。
ポイント① 体重を落とす事は本当の目的ではない!?
体重を落とす事は本当の目的ではない!?というのが最初のポイントです。
体重は単なる数字でしかありません。
確かに、●●kgになりたい! という理想的な数字はあるかもしれません。
しかし、ダイエットやボディメイクの本当の目的は、 体重を●●kgにする事 ではないと思います。例えば、
理想的な体型になりたい!
お腹を引き締めて、くびれをつくりたい!
下半身太りを解消して、ヒップアップ、引き締まった脚のラインになりたい!
というような、体重が変わった先に、手に入れたい何かがあるからではないでしょうか?この、
何で体重を●●kgにしたいのか?
ダイエットした結果、手に入れたいもの。
これが、本当のダイエットの目的。
体重を落とす事が最終的な目的ではないはずです。
仮にもしあなたのダイエットの目的がそうであったとしたら、極論、体重が減らなくても、体型や目的が達成されているならば良いという事になりますよね?
ポイントの一つ目はここです。まずは、
体重を落とす本当の目的は、体重を落とした事で得られる(と思っている)成果を、達成したいから。ではないでしょうか?
という所を抑えておきましょう。※一部、スポーツなどで数字的に体重を落とすが目的の場合もあります。
(え、でも体重が減らなかったら、カラダはそんなに変わらないんじゃないの??)
そう思ったあなたは、体重という数字のマジックに、完全に惑わされています。
それでは次に、その誤解を解くために、体重を構成している要素をみてみましょう。
※もちろん、体重が減らないといけない場合も多々あります。体重が減らなくても、体型は変わる事があるととらえて下さい。
ポイント② 体重を構成している要素を知っておきましょう。
体重という数字のマジックに惑わされない為の、大事なポイント2つ目は、
体重を構成している要素、つまり、体重の正体を知ること です。
体重が減った!体重が増えた・・・と言いますが、体重の何が減ったのか?増えたのか? を考えた事はありますか?
これが分からなければ、体重が1kg減った時に、仮に筋肉量が1kg減ってたとしても、知らないで喜んでしまいます。
(実際にこういう事は、間違った食事制限などをした時に、よくあることです。)
でもこの場合、体重の変化のわりに見た目はあまり変わらない事や、ちょっと痩せたけど、引き締まった感はない、といったいう事が多いです。
そうすると、ポイントの一つ目の、本当に欲しい目的は、体重が減っても手に入らないわけです。
では、体重を構成している要素をみてみましょう。
体重 = 内臓、骨、体水分、筋肉、脂肪 などが主な成分です。
体重が増減するということは、これらの何かの比重が、増えたり、減ったりしているという事です。
つまり、
脂肪で1kg減ったとしても、体重は-1kg。
筋肉で1kg減ったとしても、体重はー1kg。
水分で1kg減ったとしても、体重はー1kg。
なのです。
体重が増えていても、見た目が引き締まっている事があります。
体重が減っていても、見た目が引き締まっていない事があります。
大事なのは、なにで体重が太ったのか?なにで体重が減ったのか?というところなのです。
この他にも、胃の内容物や、尿や便などの重さ影響する事もあります。※ひどい便秘の方の場合、1~2kg程をしめている場合などもあります。
(補足) 体重はどうやってみればいいの?
それでは、体重はどうやってみればいいのですか? というお声が聞こえてきそうですので、補足します。
家庭の体重計で測定する場合は、必ず 体重と体脂肪率が計測できるもの を選びましょう。
体重が減っていても、体脂肪率が増えていたら、筋肉量が落ちている可能性があります。
体重が増えていても、筋肉が増えていた結果であれば、脂肪は落ちている可能性があります。
体重と体脂肪率を照らし合わせて、ダイエットして引き締まったカラダにしたいのであれば、体重と体脂肪率が両方減っていく事を目指しましょう。
最近の体重計であれば、筋肉量や体水分量なども計測してくれる体重計がありますので、この機能がついているとベストです。体重が減っても、筋肉量が維持できている、筋肉量が増えているのであれば、脂肪が減って、カラダも引き締まっているはずです。
いかがでしたか?体重という数字の見え方は変わりましたでしょうか?
この記事を読まれて、体重という数字のマジックに惑わされなくなる方が増えれば、とても嬉しく思います。
それでも、体重という数字の変化に一喜一憂してしまうのは、正直分からないでもないです。実際に、ほとんどのお客様が最初はそうですし、分かっていても、気持ち的に影響する事はあります。
でも、体重という数字のからくりを正しく知っておく事で、少しは体重の見え方が変わってくるのではないでしょうか?
『体重』とはうまく付き合っていきたいものですね。
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