東京自由が丘のパーソナルトレーニングジムHEARTBODY代表/パーソナルトレーナーの江川陽介です。

 

『なんだか今日はパワー不足なんです~・・・』

 

そう仰っていたのは、トレーニングに来られた40代の女性のお客様。

 

10ヵ月近く、毎週定期的にパーソナルトレーニングを受けて頂いているので、その日の調子や力の出具合は分かります。

 

そんな中、今日はお疲れなのか、パワーがいまいちな様子。

 

トレーニングをしながら、色々とお話しを聞いていくと、ちょっと糖不足な様子でしたので、近くにあった羊羹(ようかん)を一口サイズ食べて頂きました。

 

すると、10分くらいしてなんだか元気が出てきた様子!

 

丁度、最後の15分くらいはいつもの調子が戻ってきて、最後までしっかりと腹筋のトレーニングなども行って、1時間のレッスンをやり切る事ができました。

 

なぜ、羊羹で元気になったのか?

 羊羹の主な栄養成分は、砂糖です。

 そうです、糖質です。

 今回のケースは、昼食の時間から4時間経っていた事もあり、少しずつカラダの糖が消耗してくる頃でした。そこで、私がいつもトレーニング後や間食用にストックしている羊羹がありましたので、今回はそちらを差し上げました。

(お砂糖は、二糖類と言いまして、ブドウ糖になるのと比較的吸収が早いので、トレーニング後の血糖値を上げて筋合成を促す為にも、私はよく活用しています。また食べやすい事、ストックや価格などからも、おススメです。)

 正直なところ、トレーニング中は内臓の消化器系はOFFモードよりなので、効率的に吸収はできませんし、すぐにエネルギーになるわけではありません。

 しかし、甘さを感じる、糖が入ってきたという情報をカラダで感じる事で、瞬間的にメンタル的の部分で効果が合ったのと予想しています。

 

 ちなみに私は夕方に、軽度の糖分(脳のエネルギー源)と塩分(神経伝達に必要な栄養)を摂るようにして、夜のトレーニング指導での集中力を切らさないようにしています。

 ⇒ 摂るのと摂らないとでは、パフォーマンスが全然違います! なのでレッスンが長い日でも、お客様にしっかり最後まで集中力を切らさないように、トレーナーとしての知識を活かして、工夫をしています。

 残業で夜が長い・・・後半の集中力が持たない・・・ という方は、お試し下さい。

 

糖質制限では力がでない!?

 筋力トレーニングの主なエネルギー源は、グリコーゲンといいまして、体内で糖がエネルギーとして貯蔵されたものです。

 この仕組みから考えましても、糖質制限でいつも糖質を抜いていたり減らしすぎていると、トレーニングで力は発揮できませんし、効果も下がってしまいます。つまり、筋肉がつきづらいという事です。

 むしろ糖質カットなどやりすぎは筋肉量が減ってしまう事も多いので、リバウンドします。

 更に、糖質の中でもブドウ糖は脳で唯一のエネルギー源!

 糖質制限を始めると、ボーっとする(脳のエネルギーが足りないから)、イライラする・集中力定価・判断ミス(脳が正常に機能・思考できていない)、お肌がカサカサする(皮膚という末端組織に必要な栄養が届いていない)などといった症状が出るのですが、カラダの仕組みから考えると、理にかなっている事が分かります。

 

 そんな事もあり、私は過剰な糖質制限やケトジェニックといった方法は、日常に生活や仕事に影響をきたしたり、リバウンドしたり、場合によっては健康を害するリスクもありますので、基本的には推奨はしていません。(ケースによって、活用するのはありだと考えています。)

 

 という事で、本日は 羊羹とトレーニングのお話しでした(^^;

 最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

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HEARTBODY自由が丘代表 江川陽介